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執筆者の写真哲男 梅田

5リズム体験者のご感想




6月上旬に、エサレンマッサージのプラクティショナー認定コースの一環として、コース参加者に5リズムの体験をしていただきました。私自身も10数年前に同じトレーニングを受け、エサレンマッサージの資格認定を取得しました。今回は、5リズムの体験を通じて、エサレンマッサージに活かせる身体の動きや観察の仕方をプログラムに組み込みました。


5リズムのような練習方法はあまりないため、5リズムでの体験や受け取り方は人それぞれです。5リズムの目的は、ただ自由に踊るのではなく、動きながら現在の自分の状態を落ち着いて観察することにあります。この点において、参加者の皆さんが観察・瞑想ができていたことが感想文からよく分かりました。


以下に参加者の方の感想をそのまま記載しております。

※公開許可をいただいた文章のみ公開しています。


 

身体系のワークショップには以前何度か参加したことがあるのですが、何かを表現するのではなく、身体が音に自然に反応する、場や環境から影響を受け、そこからまた自然と身体が受け取ったように動くのは初めてで楽しかったです。

頭がそんなに働かなくなってきた中で、ふと”私が今まで””私”と思ってきたものは何だったんだろう”と思いました。思考する”わたし”以外にも身体の”わたし”がいるんだ、ということが驚きでした。是非東京でのクラスにも参加してみたいです。


 

身体が意外と音楽と動作に抵抗がなく楽しめたことが気付きでした。

自分を出すということが苦手な私が自分を表現するとこんな風になれるんだと新しい発見で体験できて良かったです。


 

普段から音や音楽に身をまかせて体を動かすことを密かな楽しみやストレス解消として行っています。なので、抵抗は全くなくとてもリラックスして参加できました。気持ちよかったです。

パートナーとの動きの時、無理に目を合わせたり、相手の動きに合わせなくて良いとわかった後はとても自然に体が動くようになって驚きました。逆に一人で動いている中で仲間と目が合ったり動きがシンクロした時は笑いがこぼれるなど楽しく嬉しくなり、それも驚きでした。だんだんと瞑想状態になっていくのがわかりました。


 

「体の声を聞く」感覚が体験できて楽しかったです。皮膚だったり、筋肉、骨、内臓などなど「こんなこと思ってるのかな」と体と対話ができた気がしました。

自分の中では意外と背中や後頭部、耳辺りでも相手を感じたり観察できるのに驚きました。今まで相手に合わせたり。合わせやすい性格だなと思ってましたが、ペアダンスをしたりみんなで躍る中で相手を気にしたり合わせようと心が動く自分に気づけました。

”自分の中にいながら相手を観察する”ことをあまり意識したことがなかったのでもっと味わいたいと思いました。


 

学校の時の創作ダンスの事業を思い出してました。

思うように身体を動かせないという理由もありましたが自意識の殻から飛び出せず気恥ずかしい気持ちを消せないままだったような気が致します。皆んなが「楽しかった!またやりたい!」と口々に言っていましたが、私はその場では取り残された感を持ってしまっていましたが、貴重な体験をさせていただきました。レッスンを受けさせていただいたことに感謝しております。ありがとうございました!


 

私の中で踊ることは陽な人たちのものと思っていて一番苦手なものでした。

今回も不安な気持ちの中どうしようかなと思考ばかりが頭の中にある中始まりましたが後半くらいから民族音楽?なのかとてもリズムが心地よいものが流れ出した頃から足元も軽くなり(少し)楽しく「和」の中に入っておどっている感覚がありました。

心の変化として不安→楽しいで終わったように感じています。みんなのダンスも眺めながら、テンポ感の会う方を見つけて踊った感覚です。


 

最初はまわりが気になったり、恥ずかしさからくすくすしたりしてましたが「おどる」のではなく身体が動くのに任せる感じでやってみたら自然と身体が動いていました。

曲によって身体が反応する部分が違ったり、曲が変わってすぐにリズムにのるのではなく、身体の反応を待つというのが”身体”を主体にして動く感覚を味わえた気がしました。

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